ついに迎えた本番
当日、実家の客間に通された婚約者さんは父と対面して開口一番・・・
「娘さんをいただきに参りました!」と大声で宣言した。
緊張し過ぎてセリフが半端に飛んだ上に、勢い余っちゃったらしい。
しかも挨拶の時にお辞儀をするって意識があったらしく・・・
一拍置いて勢いよく頭を下げて、座卓に思いっきり額を打ち付けおった。
お父さんは・・・
あかん!やらかした!と同席していた母も私たち夫婦も妹も焦った。
父はわりと礼儀に厳しい人だから怒ってないかと様子をうかがったら、唇を噛み締めて頬を膨らませてた。
ハラハラしてると、掠れた声で・・・
「ど、どうぞwご自由にww大事にしてやってwww」と言ってからゲラゲラ笑い出した。
真っ赤な顔で「君面白いわww嫌いじゃないよwww」って言って、むせるまで笑い続けてもまだ笑ってた。
妹も私たち夫婦も大笑い
そのまま父の笑い上戸状態が続いて落ち着かないから・・・
後日改めて詳しいお話ししましょうってことになってその日は解散。
家を出た途端、婚約者さんが興奮気味に「なんか笑ってくれたし大成功ですよね!?」って聞いてくるから、妹も私たち夫婦も大笑いした。
行動や言動がいちいち面白いし、父の大笑いも初めて見せてもらったし、姻戚になるのが楽しみすぎるw
-終わり-
いかがでしたか?
大切に思っているからこそ緊張してしまったのだと思います(#^^#)
なんだかほっこりするお話でしたね!
皆さんはどう思いましたでしょうか?
もしよろしければ、記事へのご意見ご感想よろしくお願いいたしますm(_ _)m
引用元:open2ch
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