この世を去った旅先からの手紙だったので俺は泣いた。
カバンにハガキをいれ職場に向かおうと部屋を出て、建物エントランスにあるポストを見ると1週間分の郵便物が貯まっていたので、それもカバンに入れて職場へ行った。
昼休み、自分のデスクで食事しながら溜まっていた郵便物を確認していると…。
あれ?朝部屋のテーブルになんでハガキだけがあったんや?とふと思った。
確かに昨日の夜は酔っていた、でもだからこそハガキ一枚だけをポストから抜いて部屋に入ったとは思えない。
きっと昨日おかえりと言ってくれたのもハガキを置いといてくれたのも、母親だったんだろうと思うことにした。
その週末、また実家に帰り父親にその話をした。
父親は、そりゃきっとおかんがやったんやろうなあ。
お前のとこ遊びに行きたがってたしなあ。
お前のところには行くのに俺のところには来やせんがな。
と話して二人で飲みながら泣いた。
あれからそういったことはないけれど、墓参りは欠かさないようにしている。
-終わり-
ネットの反応
・全私が泣いた。
・イイハナシダナー( ;∀;)
・ごめんね、多分だけど、酔っぱらってて、タイミング的にそういう幻聴聞いて、記憶にないけど母の手紙だけ持ってきただけだと思う。
いかがでしたか?
とてもいいお話でしたね(;_:)
きっとお母様が天国から見守ってくれていることでしょう。
皆様はどう思われましたでしょうか?
もしよろしければ、ご意見ご感想よろしくお願いいたしますm(_ _)m
出典元:2ch.sc
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